上咽頭擦療法(EAT)とは
上咽頭擦療法(EAT)とは、Bスポット療法とも呼ばれ、上咽頭の粘膜に塩化亜鉛溶液やトランサミン溶液を含んだ綿棒を使用してこする治療法です。
上咽頭にはリンパ組織が集まっており、人間の免疫機能の要所であるといわれています。
そのため、上咽頭擦療法を行うことにより、上咽頭炎だけではなく下記のような症状にも効果がみられます。風邪症状、後鼻漏の症状の他、片頭痛、肩こり、めまいなどの症状にも効果がみられる方もあります。最近では、新型コロナウイルス感染症の後遺症や体調不良にこの治療がおこなわれています。
以下の注意点がありますが、緊張を取り除いておこなっています。
炎症が強い場合、薬によりヒリヒリとした痛みが現れることがあります。痛みが強いほうが、より効果が現れ症状が改善する傾向があります。治療後、血液が混ざったりすることがあります。まれに治療後に症状が悪化したりすることがありますが、上咽頭の炎症が強いことによる一時的なものですのでご安心ください。